株式市場には、穏やかな日もあれば嵐のような暴落の日もあります。
そんなとき、多くの人が右往左往し、恐怖に飲み込まれてしまう。
しかし――高配当株投資家の中には、波に逆らわず静かに浮かぶ存在がいます。
そう、「クラゲ投資家」です。
今回は、暴落という“嵐の海”を生き抜くために、クラゲ投資家が守っている3つの習慣を紹介します。

暴落のニュースを見ると、つい売りたくなっちゃうんだよね…。どうやったら落ち着けるの?

クラゲは焦らんのや。嵐が来たら、動かず“浮かぶ”んやで。

3つの習慣を守るだけで、不思議なくらい心が安定するんだよ。
① 「波を見る」より「根を見る」
暴落が起きると、つい株価チャートばかり見てしまいがちです。
しかしクラゲ投資家は、「価格」ではなく「企業の根」=財務と配当の継続力を見ます。
企業が利益を出し続けているか、配当を維持できるか。
それさえ変わっていなければ、波に騒ぐ必要はありません。
むしろ嵐の中でこそ、強い根を持つ企業が際立つのです。

株価は波、企業の本質は海底の岩盤やな。動じへんとこを見るんや!

なるほど! “揺れない部分”に注目すればいいんだね。
② 「売らない」勇気より「待つ」覚悟
暴落時に一番大切なのは、“売らない勇気”ではありません。
それは一時的な感情に頼った抵抗だからです。
本当に大切なのは、「待つ覚悟」。
嵐が過ぎ去るまで、ただ静かに時間の流れに身を任せる。
配当が入るたびに、「海流はまだ続いている」と信じて浮かび続ける。
この「待つ力」こそ、クラゲ投資家の最大の武器です。

“動かない強さ”って、実はすごく難しいけど一番リターンが大きいんだよね。

嵐の中でバタついたら余計沈むで。待つんや、潮が戻るまで。
③ 「情報の波」から距離を取る
暴落時は、SNSやニュースで不安を煽る情報が溢れます。
でも、クラゲ投資家はそれらをすべて浴びません。
むしろ意識的に距離を取り、自分の“海の中”に戻るのです。
情報の波に飲まれず、配当のリズムを感じる。
「今月も振り込まれた」という事実だけが、唯一の羅針盤になります。

たしかに、見すぎると不安になるね…。ニュース断ち、やってみようかな。

心を静かに保てる人が、海でも市場でも生き残るんや。
まとめ:クラゲは「抗わず、沈まず、信じて浮かぶ」
暴落という嵐の日にこそ、投資家としての姿勢が問われます。
クラゲ投資家は、決して派手ではありません。
しかし、抗わず・沈まず・信じて浮かび続けることで、
いつの間にか波の向こうへと進んでいるのです。
あなたも嵐の日には、「焦らず、待ち、信じて浮かぶ」。
それだけで、資産も心も穏やかさを取り戻せます。
※本記事は一般的な投資教育を目的としたもので、特定銘柄の売買推奨ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
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