株価が動かない日も、暴落で真っ赤な日もあります。
「つまらない」「もうやめたい」と感じるときもあるでしょう。
でも、その“退屈”をどう感じるかは、自分の心次第。
高杉晋作の言葉にもあるように――
「おもしろきこともなき世をおもしろく、すみなすものは心なりけり」
今回は、配当金投資の中で見えてくる“心の光”について語ります。

最近、株価が全然動かないね…。正直ちょっと飽きちゃった。

動かん時こそ、自分の心が試されとる時や。おもしろくするんは市場やなく、自分やで。

たしかに。退屈な時間をどう過ごすかで、結果も人生も変わるよね。
① 相場が止まっているときこそ、心を整える
配当株投資では「待つ力」が最も大事です。
相場が動かない時期は、“焦り”と“退屈”が心をむしばみます。
でも、その時間こそが本当の成長の時間。
焦って売買するより、企業の価値や配当の意味を見つめ直すほうが、ずっと実りがあります。

なんか、じっとしてるだけの時間も大切なんだね。

せやで。種も、芽が出るまでは土の中で静かに育っとるんや。
② 配当金という“小さな楽しみ”を感じ取る
配当金は、毎日入るものではありません。
でも、届いたときの喜びは、どんな値上がりよりも確かな実感をくれます。
その喜びを「ただのお金」として受け取るか、
「努力の証・信頼の光」として受け取るかで、人生の色が変わります。

通知が届くたびに、少しだけ心があったかくなるんだよね。

それが“心の配当”や。数字以上の意味があるんやで。
③ 世界は変わらなくても、心で“面白くする”
経済は思うように動かないし、企業も時に停滞します。
でも、自分の視点を変えるだけで、世界は少し違って見えるもの。
配当が届くたびに「ありがとう」と言える人は、
もうその時点で“おもしろき人生”を生きているのです。
おもしろきこともなき相場をおもしろく。
それが長期投資の醍醐味であり、豊かさの本質です。

そう考えると、なんか人生そのものも楽しくなってきた!

投資は人生の縮図やからな。心が変われば、見える世界も変わるんや。
まとめ:配当で心を育てる
市場がつまらない時期こそ、心の投資ができる時。
株価よりも、ニュースよりも、まずは自分の心の反応に目を向けてみましょう。
退屈を楽しめる人ほど、長期で勝てる投資家です。
すみなすものは心なりけり。
あなたの“心”が光る限り、どんな相場でもおもしろくできるのです。
※本記事は一般的な投資教育を目的としたもので、特定銘柄の売買推奨ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
株歴50年超のプロが今、買うべきと考える銘柄『旬の厳選10銘柄』シリーズ最新号公開中!



コメント