目次
「株式市場はいつか必ず調整(≒暴落)する」と言われます。そこで今回は、大幅下落のタイミングで高配当株をまとめ買いできるよう、お金の準備と銘柄リストの準備をどう進めるかを整理しました。
1. 資金編:節約で「暴落ファンド」を作る
高配当株に勝る“欲しい浪費物”など存在しない!――このマインドセットが資金づくりの出発点です。
- 変動費の徹底カット:サブスク整理・外食頻度見直し・格安SIM…月1万円削減でも年間12万円のキャッシュ。
- 固定費も定期点検:保険の見直しや住宅ローン借り換えで数十万円単位の余力が生まれることも。
- 「暴落ファンド」口座を分ける:通常の投資資金と別に管理し、暴落が来るまでひたすら現金プール。
「今日買えるモノ」より「暴落時に5%超の配当金を生む資産」のほうがワクワクしませんか?
2. 銘柄編:大型・安定・EPS重視で選ぶ
暴落局面では小型株より大型株のほうが下値が意外に堅いことも。選定基準はシンプルです。
- 時価総額が大きく、業界シェア上位
- EPS(1株利益)が右肩上がり、もしくは横ばいでも高水準
- 配当性向50%以下(増配余地あり)
例として日本株なら――
- 電力:関西電力(9503)
- 金融:三井住友FG(8316)
- 通信:KDDI(9433)
- インフラ:NTT(9432) など
「EPS×配当性向」のセットで見ると、企業の“配当余力”が一発でわかります!
3. ポートフォリオ編:セクター分散でリスクヘッジ
高配当株投資の落とし穴は“利回りだけを見て同じ業界を買い集める”こと。1社の不調→業界全体の配当カット…という連鎖を防ぐため、
- 電力・通信のディフェンシブ
- 金融・商社の景気敏感
- インフラ・リート など
このように「業績連動サイクルが異なる」銘柄を組み合わせれば、暴落後のリバウンド局面でも配当とキャピタルゲインを同時に狙えます。
まとめ
- 資金面:浪費ゼロ思考で現金プールを最優先
- 銘柄面:大型・安定・EPSが軸、配当余力をチェック
- 構成面:セクターが被らないように分散
この3ステップを平時から淡々と進めておけば、いざ暴落が来た瞬間に“高配当株ビュッフェ”へ迷いなく突入できます。マーケットは必ずアップ&ダウンを繰り返しますが、備えあれば憂いなし。今日は未来の配当生活へ続く準備を、コツコツ始めましょう!
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